経験年数の比較:経験3年以下 と 経験4年以上
経験4年以上は、ガイド専業・繁忙期 月15日以上・時給5,000円以上の割合が高く、閑散期 0日・収入割合 10%未満は低い(いずれも n<30 の参考値)
「経験3年以下」「経験4年以上」は Q02 の選択肢を分析者がまとめた区分(3年以下=「1年未満」「1~3年」、4年以上=「4~6年」「7~10年」「11年以上」)。繁忙期 月15日以上=Q18 の「15~21日」以上の 3 選択肢、収入割合 約50%以上=Q25 の「約50%程度」以上。時給5,000円以上=Q23(指定される)・Q24(交渉する)のうち高い方が「5,000円~8,000円」以上。ロールモデル層=時給5,000円以上 × 繁忙期 月15日以上で、四象限の右上と同じ定義。
| 項目 | 経験3年以下n=26 | 経験4年以上n=23 | 差4年以上 − 3年以下 | 読み取り |
|---|---|---|---|---|
| 資格・就業 | ||||
| 地域通訳案内士 | 46.2%12/26名 | 69.6%16/23名 | +23pt | 経験4年以上は約7割が保有(経験3年以下は約半数) |
| ガイド専業 | 7.7%2/26名 | 34.8%8/23名 | +27pt | 専業 10 名のうち 8 名が経験4年以上 |
| 稼働 | ||||
| 繁忙期 月15日以上 | 15.4%4/26名 | 43.5%10/23名 | +28pt | 経験4年以上は約4割が繁忙期に月15日以上働く |
| 閑散期 0日 | 42.3%11/26名 | 8.7%2/23名 | -34pt | 経験3年以下は約4割が閑散期に稼働なし |
| 収入割合 | ||||
| 収入割合 約50%以上 | 26.9%7/26名 | 47.8%11/23名 | +21pt | 経験4年以上は約半数がガイド収入が主(総収入の半分以上) |
| 収入割合 10%未満 | 57.7%15/26名 | 13.0%3/23名 | -45pt | 経験3年以下は約6割がガイド収入1割未満 |
| 単価 | ||||
| 【B】交渉する | 38.5%10/26名 | 69.6%16/23名 | +31pt | 経験4年以上は約7割が自分から金額を交渉 |
| 時給5,000円以上 | 33.3%6/18名 | 50.0%11/22名 | +17pt | 経験4年以上は時給回答者の約半数が5,000円以上 |
| ロールモデル層 | 11.1%2/18名 | 27.3%6/22名 | +16pt | ロールモデル層 8 名のうち 6 名が経験4年以上 |
- 「収入割合 10%未満」は 4年以上 13.0% vs 3年以下 57.7%(-45pt)→ 3年以下の多くはガイド収入がごくわずか。稼働・単価より先に仕事の入口が要る
- 「閑散期 0日」は 4年以上 8.7% vs 3年以下 42.3%(-34pt)→ 3年以下は閑散期に仕事が途切れる。閑散期の案件づくりや通年の販路が支援の焦点
- 「【B】交渉する」は 4年以上 69.6% vs 3年以下 38.5%(+31pt)→ 交渉は経験とともに身につく。3年以下に金額の目安と交渉の型を早く渡す
- 「繁忙期 月15日以上」は 4年以上 43.5% vs 3年以下 15.4%(+28pt)→ 稼働量は経験とともに増える。3年以下には繁忙期の案件を回す余地がある
- 「ガイド専業」は 4年以上 34.8% vs 3年以下 7.7%(+27pt)→ 専業化は4年以上で起きる。3年以下は兼業で始めるのが標準の道筋
- 「地域通訳案内士」は 4年以上 69.6% vs 3年以下 46.2%(+23pt)→ 資格は経験とともに取る人が増える。3年以下の未取得者に取得を促す入口がある
- 差 10pt 以上の項目のうち大きい順に 6 件。残りは表の読み取り列を参照
- ロールモデル層 8 名のうち 6 名が4年以上→ ロールモデル層は4年以上に多い。3年以下には「4年目までにどう到達するか」の道筋を示す
- 同じ時点で回答した別々の人の比較で、経験を積めば本人の収入が増える、とは言えない
- ガイド専業 10 名のうち 8 名が経験4年以上で、経験年数の差は専業化と重なる
- 兼業(他の仕事と兼業)に限ると、4年以上 13 名/3年以下 19 名
- 兼業のうち収入割合10%未満は 2 名 vs 12 名(件数のみ)
- 兼業のうち時給5,000円以上は 5/12 名 vs 3/14 名(件数のみ)
- Q25 は総収入に占めるガイド収入の割合で、金額ではない